イランの兄弟


8年前に世界を旅していた時に出会った。

トルコから国境を越えてイラン(旅の頃の写真)に入った初日のバスの中で彼と話し、
それから彼の家族や親戚の家に招かれ、イラン国内を彼の家族と一緒に旅をした。
イラン滞在30日間のうち29日をずっと共に過ごした兄弟Rasool
自分たちはイランで大切な家族ができた。



 Rasoolはずっと目を輝かせながら旅の話に聞き入り、
「いつか自分も2人のように世界を旅したい」と言っていた。
自分たちは「家族みんなが来れる場所を日本で作っておくよ」と約束した。

彼から「いよいよ旅に出る準備ができた」と連絡があってから半年
兄弟の為に身元保証人になり彼のビザ申請を全力でサポートした。

お互い結婚し年齢を重ね、8年の時を経てついに再会。

彼は奥さんNasibehと自転車で世界を周る予定で、
ナルゲストハウスを旅のスタート地として訪ねてくれた。
自分たちが宿をした理由の一つが
「今まで旅でお世話になった人たちを迎える場所を作りたい」
お互いに語った夢を実現し、スタートした。
先週ナルゲストハウスに泊ってくれた大佐
高千穂で奇跡的に再会。
こういう偶然があるから旅は楽しい




 
 

 毎日一緒に食卓を囲み
お互いの近況
旅の話
国や文化について語り
キャンプをし
一緒に美しい景色を見て
いっぱい笑った

最高に幸せな時間。
お互いずっとずっと思い続けてきたから
味わえるこの瞬間。

兄弟、
美しい世界にいっぱい触れて
また旅の話を聞かせてほしい。
 
そして、また誓った約束を果たそう。
2011年のRasoolインタビュー
2019年のRasoolインタビュー彼の8年前から変わらない回答が素敵
 2019年のNasibehのインタビュー


 
 *オレンジ色をクリックするとインタビュー内容やリンクに飛びます。

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